6月7日、ロンボク島

迷い込んだのは、イスラムの世界。
わたしは一生忘れないと思う。すべての景色を。


月曜日の朝に母からメールが来た。

”おはよう。週末はどうでしたか彼と結婚式に行って来たんだよね、そちらの式は若草に、どんな感じに写りましたか?、いい経験がまたひとつ作れたね、母はこれから仕事行って来ます”

 

6月7日早朝4時。
パダンバイからボートに乗って5時間。到着したロンボク島はバリ島よりも原始的な生活を送る、まだまだ開発されていない土地でした。

船を降りた瞬間に、下船する人に群がる現地の人たち。
バイクで走る町並みは、掘っ立て小屋のような家が続き、朝食をとった彼の友人の家では、バナナの葉っぱに包まれたごはんが出てきた。

 

彼のツーリング仲間たちとタイガーでロンボクを駆け抜け、
到着したウェディング場。
男の子はロンボク島出身のムスリム。女の子はバリ島出身のヒンドゥー。
インドネシアでは結婚をするときに女性が男性の宗教に従わなければならないらしく、イスラムに改宗した女の子は、イスラムの正装をして、わたしたちを出迎えてくれた。バッチリお化粧をしてとても綺麗。

 
でも実はわたしたちが到着したお昼の12時には、既に式は終わっていて。初めてのイスラム式の結婚式を見ることはできなかったんだけど。お昼ごはんをいただいて、みんなで記念撮影をして、幸せそうな二人に挨拶をして、それだけで、なんだかとても感慨深いものがあった。

 
わたしよりも若い二人が(24歳と25歳)、これから二人で力を合わせて生きていくと決意したこととか。旦那さんの宗教に従って改宗する勇気とか。もともと宗教を持っている人が改宗するのは、そんなに大きな問題じゃないかもしれないけど、もしもわたしが彼と結婚を決意したなら、わたしはイスラムに改宗するのかなとか考えて、なんか・・・いろいろ感慨深かった。

 

ウェディングを後にした私たちは、再びロンボク中を走り抜け、ヤシの木やライスフィールドの広がる景色はバリとさほど変わらないけれど、町中いたるところにイスラム教のモスク(寺院)があって、町を歩く女の人たちが髪の毛を布で覆い、肌を露出しない服を着ている姿を見ると、ここがイスラム教の島なんだっていうことを強く思い知らされた。

 

”どうしてああやって肌を隠してるの?”と聞くと、イスラムでは女の人は男の人に肌を見せることがよくないとされていて、女の人の髪の毛や肌を見ていいのは旦那さんだけなんだよ、と教えてくれた。普段肌を出しまくっている私にとっては、とても潔癖な考え方だ。

 
途中わたしたちのバイクの集団は、ムスリムのお葬式にも遭遇し、棺を担いで歩く列を追い越しちゃいけないらしく、お葬式の列が小道に曲がるまで、100キロとかで飛ばしてたバイクものろのろ運転。そういったこともとても興味深かった。

 

彼のツーリング仲間たちはみんなもちろんインドネシア人で。計20人くらい。ほとんど会話を理解できないわたしに、みんな”若草、若草”と気遣ってくれて、0泊3日、いつも隣にいてくれた彼に心から、感謝してる。

 
深夜12時にロンボクを出発する船を待つ間に、ふたりで海を眺めながら港に座って、いろんな話をしてるとき。見ていた水面に移る電灯の明かりが揺れる様とか満月が照らしてた山の輪郭とか。

 
”わたしたち、またここに二人で来ようね”

っていう言葉がいつか実現するといいな。

 

6月8日早朝5時。
到着したバリ島。デンパサールへ戻るサンセットロード。
バリが都会に見えたことったら!笑

 

初めてのロンボク島。初めてのツーリング。初めてのウェディング。
楽しかったというよりも、”いい思い出になった”という言葉がとてもふさわしい。

 

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