シンガポールの病院事情


20160912_221614

ここ1〜2ヶ月、ずっと体調が悪くて、病院通いが多かった若草です。

忙しくしていたせいか、年のせいなのか、分からないけど、急にいろんなとこが痛くて、最近はゆっくり過ごすことを心がけるようになりました。

高熱、急性低血圧、頭痛、嘔吐、胃腸炎・・・と、毎回症状は違うんだけど、毎回今までの人生にないくらいの痛み。

で、病院に行くんだけど、シンガポールの病院の制度って、不思議です。

 

☆こちらの記事もご参考に

強くあれ

シンガポールでは、会社が社員のために健康保険に入ってるところが多くて、病気になったらスタッフは、会社の保険を使って、病院に行くのが一般的かと思います。

 

シンガポールには、大まかにGPと呼ばれるクリニック(町医者みたいなとこです。)と、政府系のGeneral hospital、私立のPrivate hospitalという病院のカテゴリーがあって、

 

たいていみんな会社の保険がカバーしているGPに初めに行きます。会社の保険がカバーしているGPでは、キャッシュレスで診察が受けれてお薬ももらえます。

しかし、平日の夕方以降のGPは、MC(詳しくはこちら)をもらいにくる人で混雑していて、本当に病の時に行くと、待ち時間が長い上に、医者はパナドール(記事はこちらから)とMCばかり出すので、結局、何の病気だったか分からないことも多々あり。

 

余談だけど、平日の日中とか週末のGPはびっくりするくらい空いてます。みんないかにMCを取るために病院に来るのかが分かります。

シンガポール人の友人は、

「People are sick for work.」

と言ってましたが、本当に。ただ働きたくないだけ、だと私も思う。

 

本当に病の人が、GPに行き、そこでは治療ができなかったり、更なる検査が必要なとき、医者が紹介状を書いてくれて、より大きな病院に行くように言われます。

私は、先月、とても辛かった時にこのステップを踏まず、うちの前がGeneral hospitalなのをいいことに、GPをすっとばしてGeneral hospitalへ直接行っていたんですよね。

その理由は、MC目当てでない本当に治療を必要としている人が行くところだろうし、GPよりもまともな薬がもらえると思ったから。

 

General hospitalでは、日本と違って、まずはAccident & Emergency (A & E)を訪れます。

風邪だから内科、骨折だから外科、というわけではなく、アポなしの訪問はとりあえずA & Eです。

ここは、救急車で運ばれた人も来るところで、患者の緊急性によって、医者に見てもらえる順番が決められるので、緊急性がなさそうだと判断されてしまった場合、熱があっても7〜8時間平気で待たされたりします。

 

日本と違うのは、はじめに受付を済ませた後、まず看護婦に面会します。そこで症状や痛みのレベルを伝えると、看護婦が症状に合った医者への面会の番号を振り分けてくれます。

その後、医者へ面会。看護婦の後に医者に見てもらうまでが長い。1〜2時間待ちます。

それで血液検査やX線などの検査を受けると、結果が出るのにまた1〜1時間半。

すべて終了するのに平均3〜4時間かかるので、病気の時は本当に辛いです。

20160913_013850

 

この異常な待ち時間の長さを、シンガポール人は疑問視してないのかなと思っていましたが、どうやら気づいている模様。

しかし、ずっと昔からこの状況は改善されていないのだそう。

 

あまりにも最近病院に行っていたから気づいたんだけど、医者に面会してる時、A & Eの場合、その部屋には看護婦がいないんですよね。

 

だから、医者が自ら採血とかをします。さらにカルテも手書きではなく、パソコンに打ち込むみたいなんだけど、入力項目が多いのか、診察後のカルテの入力に15分くらいかかっていて、結果、一人の患者に対してすごい時間がかかっている。

 

さらにA & Eには研修医が多い、のも原因かなと思います。

 

A & Eでも解決できない時、specialistと呼ばれる専門医に回されます。胃の専門医、女性系の専門医とかね。

 

specialistに面会するときは、事前に日時を予約しないといけないので、病気の時、GPからA & Eへ回されて、その後specialist、、、となったら時間が掛かりすぎて症状悪化しないのかなと疑問に思います。

 

ちなみに私は、先日の胃腸炎でspecialistに面会して、胃カメラ検査をするように言われましたが、検査費用1,100ドル。

日本の胃カメラはいくらなんだろうと検索してみると、三割負担で5,000円〜10,000円と。何がどうなって、シンガポールではこんなに高額なのか不明です。

もちろん私は外国人なので、外国人価格なのはあると思いますが。あと、日本と違って病院ごとに金額が異なるそうです。なので、医者もビジネスビジネスな雰囲気をすごく感じる。

 

General hospitalの診察料は、だいたい100ドルちょっと。

これがPrivate hospitalに行くと、風邪でも300〜400ドルくらい請求されたりするらしいです。しかし、待ち時間は全然短いらしく。

会社の入っている保険のプランによって、補償される金額が異なるので、どの病院に行くかは保険次第かもしれません。または、自分で別途、保険会社の保険に入ってカバーしたり。

 

General hospitalは、患者よりも医者や看護婦自身の忙しさのほうが重要!な扱いを受けるのに対して、Private hospitalは、日本の病院のように患者をいたわってくれるらしい。・・・しかし、高すぎw

 

こんな病院事情のシンガポールですが、シンガポール人の平均寿命って、あんまり日本人の平均寿命と変わらなくって、不思議です。どうやって長生きするんだろう・・・ホーカーの食べ物じゃ体に悪そうなのに・・・

 

病院に関しては、シンガポールも日本の病院のシステムを取り入れてほしいなぁと、切実に思います。

 

 

にほんブログ村バナーをおしてくれワン!
   ↓ ↓
  にほんブログ村 海外生活ブログへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です