何を待つ?

バリ島 インドネシア料理

”Tidak ada orang di nunggu??”(ティダ・アダ・オラン・ディ・ヌングー?)

病室に入ってきた看護婦さんが必ず私に聞いた言葉がコレ。
直訳すると”待ってる人はいないの?”。つまりは付き添いの人はいないの?ってこと。

こっちに家族がいるわけでもない私は、一人で入院してても別に平気だったし、当たり前のことだと思っていたのだけど。これがどうやらインドネシア人的にはおかしいらしく、病室に入ってきた人に必ず聞かれてた。


ある時、お見舞いに来てくれた友達の彼氏のバリ人に
「ねぇ、みーんな私に”Tidak ada orang di nunggu??”って聞くんだけど、一人で入院してるのってなんかおかしいの!?一人じゃダメなのかなぁ?!」
と聞くと。

「おかしいよー。だってインドネシアでは、誰かが入院すると必ず家族とか友達とか5人とか10人とか?集まって、家からカーペットとか持ってきて、病人の横でカードゲームとかしたり、飲み物飲んだりして、しゃべったりして、Tunggu(待つ)んだよ」
だって。

Tunggu(待つ)んだよ、っていう言葉に私もその彼女も思わず吹き出しちゃって。
「待つって何を!?」と同時につっこみを入れたのはいうまでもない。

だって、家からカーペット持ってくるなんてずーずーしいし、カードゲームとかして遊んでて、まるで遊びに来てるみたいじゃない?しかもそのカーペットの上に寝て泊まる人もいるらしいし、5人とか10人とかずっと病室にいたら、病人はゆっくり休めないじゃない!そんな遊びに来てるみたいなのに一体、何を待つのよ!?と言ったら、「待つ」というのは、病気の人が大丈夫かなーって何分かおきに様子を見たり、ナースコールをするときやお手洗いに立つときに手助けするタイミングを「待つ」んだそうな。結局は、そうだね~文化の違いだね~ということに落ち着いたんだけど。インドネシア人にとって、お見舞いも一大イベントですな◎

私をお見舞いに来てくれたインドネシアの方々は、私が「ひとりである」ということに
”Kasian ya…Kasian ya…(かわいそうに、かわいそうに)”を連発し。
「ほっといてクダサイ=3」と思いつつも、長時間滞在。

インドネシア人的には、ここで帰ったら「若草がかわいそうだ!」ということで長時間滞在してくれているのだけど。インドネシア人は一人になれないから。寂しくって死んじゃうのは、ウサギとインドネシア人ってくらい。笑。そろそろ寝たいなーと思っても言えない、気ぃ使ぃな日本人の私は、インドネシアの文化とその辺のバランスの取り方がまだ分からないのであります。

今日帰るときに見たんだけどお隣の部屋には、部屋に入りきらないほどの人がお見舞いにきてて(たぶん10人くらい?)、廊下の床にまで座っちゃってて。あぁ、これがNungguな方たちなのね、って思ってタクシーに乗り込みました。

★あーー今全然インドネシア料理食べたくナイ・・・(–;

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