Kuala Lumpur


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モントキアラから帰る途中、
Jalan segambutという道を時々わざと通って帰るのが好きだ。

クアラルンプールの中でも、日本人とか韓国人とかの外国人が多く住む超高級住宅街のモントキアラの1本裏にある道なんだけど、この道をずんずん行くと、高層コンドミニアムが並ぶモントキアラからインドネシアにタイムスリップしたかのような感覚になる。

私はこの道を、わざと、ゆっくり車で走る。
この道を走っていると、自動的にバリの、デンパサールのプモガンあたりの夕暮れをいつも思い出す。そう、この道は、Jalan Pemoganにそっくりなのだ。

平屋が両脇に立ち並び、
夜の礼拝を終えたイスラム帽をかぶった男の人たちが、赤いプラスチックのビニール袋を手に提げて、道の端を歩いている。洋服ではなく、腰にはサロンを巻き、さながらバリのヒンドゥー教徒の男性たちみたいに、続々と帰路についている光景。

おそらく、手に提げたビニール袋には、夜ごはんのブンクス(テイクアウェイ)が入っているのだろうし、道端には掘っ立て小屋みたいな簡易な屋台が並び、何かを焼いている煙がもくもくと上がっている。インスタントのコーヒーとかジュースとかが小分けに入った袋を店頭にぶら下げて売っているミニマーケット。開けっ放しの民家のドアから見える白いタイルの居間に、玄関先に並ぶサンダルたち・・・道の街頭の少なさ、バイクの数・・・

昔、バリにいた頃、
ローカルの町・デンパサールから観光客の町・クタへ出たとき、妙な安堵感を覚えたけど、今はどうやら逆のようで、こういう風景を見るとなんだかホッとしてしまう。そして、人が人にやさしかったインドネシアが妙に恋しくなる瞬間でもある。

こんな風景の向こう側には、
モントキアラの高層コンドミニアム群がキラキラと光り、
もう少し奥には、小さく、ツインタワーが今夜も美しく輝いている。

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クアラルンプールって不思議な街だと思う。
こういうところがまだひっそりと残っているのに、街の中心地は想像以上に都会だ。

マレーシア人って、マレー人も中国人も、インド人も、強いなって思うんだけど、みんな、自己主張が強いっていう意味での強さ。みんな自分の言いたいことを主張し、要求だの権利だの、階級だの。私にとっては、そういうのを聞いていて、ものすんごく精神的に疲れることが多い。

だけど、彼らの強さってきっと、多民族国家で多様な宗教のこの国ならではのもので、きっと、自己主張していかないとこの多民族国家の中では生き残れないんだろうなって、ふと思ったりした。

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そして、jalan segambutを通りながら、ふと気づいたんだけど、
マレーシアに来て、私はめっきりローカルの友達がいなくなったなぁと。
インドネシアにいたときには、”日本人だから”って特典みたいにみんな友達になろうと寄ってきたものだけど、マレーシアって、階級社会で、ローカルの人たちと日本人って見えない壁のようなものがあるし、実際、”階級が違う”と言われたことがあるし、こっちはそんなの気にしないで友達になりたかったのに。

それに、インドネシアよりも強いマレーの宗教観とか、チャイニーズとの金銭感覚とか諸々で、ローカルと友達になることは結構難しくて、結局は同じ金銭感覚の日本人やわずかなお金持ちのチャイニーズたちとつるむ結果になっている。

このjalan segambutを通るといろんなことを思い出して、考えさせられ、
本当に自分でも不思議なんだけど、バリが恋しくなったりするんだけど、
一度便利なものを知ってしまったら、もう元には戻れないように、
KLの生活を知ってしまったら、もうインドネシアの生活には戻れないような気がする。
i miss it so much, but i know i cannot go back

★いろんなところから見えるツインタワー
ツインタワーを見るといつも心の軸が定まるような気がする

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